こんばんは、かこでございます。
朝起きて、雨戸をあけると晴れていました。
昨日の夕方には全く気付かなかったのです
が、窓が汚くなっていて、雨戸に至っては埃
まみれになっていて、蜘蛛の巣だらけ。。。
そんな訳で、紫微斗数のレッスンの前に窓磨き
と雨戸の掃除。。。
おかげで、予習をせずにレッスンに突入してしま
いました。
しかも、掃除しているあいだに雨が降り出すという
トホホな展開に。
南側の、雨戸は結局雨に負けて掃除できず。
来週に。。。することになった
今日は、子どもの頃の思い出話です。
長くなりそうなので、シリーズものにします。
これも、実話ですよ。
私の母は着物が自分で着ることができます。
そして、着付けもできます。
ですので人から、着付けをお願いされることも
あります。
子どもの入学式、卒業式、孫の結婚式の留袖
とか。。。
知人とかご近所さんがたまに、忘れたころにや
って来ます。
私がまだ、小学校生だったころのある日の夜の
こと。
親しくしている近所のおばさんが、着物を着せて
くれと言ってやって来ました。
おばさんは家計の足しにするために、スナックで
ホステスさんのアルバイトをしていました。
昼間は旦那さんが会社で働き、帰ってくると子ども
を、旦那さんに任して自分は夜の街で働きます。
いつもは、綺麗な洋服を着て行くのですが、その日は
白い着物を着ていくようで、子どもながら
“おばちゃんキレイ”
と思って着物を着せられる様子を見ていました。
白い着物を着て、おばさんは嬉しそうに出かけて行きま
した。
その日以降、私はおばさんに会ったことはありません。
帰ってこなかったのです。
飲み屋さんんで知り合ったお客さんと、駆け落ちしたのです。
後から聞いた話ですが、白い着物はつい駆け落ちする少し
前に月賦で購入したもので、どうしてもそれだけは持って出
たかったらしい。
おばさんには2人の小学校低学年と幼稚園行くか行かないか
ぐらいの小さな子どもがいました。
白い着物は着て行ったけれど、子どもを連れて行くことはなか
ったです。
私は、小学生にして
“母親という役回りの人は決して子どもを捨てたりしない”
という世の中の通説が、実際のところは、
“そうとも言いきれない”
という事を知りました。
そう、女という動物は怖い。
成長して大人の事情をある程度、理解できる年齢にもなり
おばさんの気持ちも完全ではないですが、なんとなく察する
こともできるかなぁなどど、思ったりもします。
結局のところ、旦那さんといてもおばさんの望む幸せはやって
こないと思ったということか。
暗いところで、お酒を飲むような環境の中では、誰もが白馬の王子
さまに見えた事だろう。
そんな筈はないのだが。。。
その後、おばさんはどうなったのか。。。
続きます。。。