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お盆になると思い出す、子どもの頃の夢。。。

こんばんは、かこでございます。

今日は迎え盆。

皆さん、お墓参りには行かれましたかはてなマーク

私ですかはてなマーク

ごめんなさい。行ってません。

でも、ご先祖様はきっとわが家まで帰って

こられている筈。。

と信じている私です。

さてさて、お盆の季節と言えば怖い話。。。

子どもの頃、あなたの知らない世界という

番組を見ていました。

ご存じでしょうかはてなマーク

“この世に地獄があればこそ

あの世にも地獄が続く

人は死んでも人の恨みや呪い

悲しみは決して消えることはない。

死んだ者が蘇える時 

あなたは本当の人の世を

知ることができる。

それがあなたの知らない世界。。。”

というナレーションで、ロウソクや賽の河原

の映像が流れて、

ジャジャジャジャーン

っていう番組です。

とても怖い番組なのですが、目に見えない

世界の事を教えてくれる、教育番組的な側面

もあったように、今思えば思います。

例えば、

水子の霊には要注意。

とか

河原で石を拾って家に持って帰ってはいけない

とか。。。

あなたの知らない世界、いや新倉イワオさんから

学んだことは多いです。

その、あなたの知らない世界をお盆には親戚の家

に従姉妹同士が集まり、あなたの知らない世界を

鑑賞するのが私達一族の例年のイベントでした。

今考えれば、俳優さんも再現フイルム用の俳

優さんで、そこらへんの劇団ひまわりの暇な

人を使っていただろうと思うのです。

見たことのない俳優さんが演じることもあり、子

どもながら、テレビの中の出来事がとてもリアル

に感じられました。。。

ドラマそのものには、あまりお金をかけずチープ

な感じがリアルさに拍車をかけていました。

毎年従姉妹たちに混じり、母の一番下の弟が必ず

東京から帰ってきて、姪っ子たちのお守をしていま

した。

そう、叔父です。

皆、子どもですので再現ドラマを

キャーキャー言いながら、見ているわけです。

叔父はかなりのリアリストでインテリ人間でした。

そして、こう言い放つのです。

“やい、姪どもよく聞け、僕には東京でテレビ局に

勤めている友達がいっぱいおるニヤニヤ

“ええか、あんたらが今見ているあの再現ドラマは

みんな「放送作家」ちゅう人が書いている作り話や真顔

“分かったか!!

などと小学生の女の子相手に熱弁をふるうのである。

しかし、私たちちびっ子も負けてはいないのです。

“もう、しゅんちゃんはむかっそんなことばっかり言うて、子

どもの夢を壊すことをいうたらあかん。しゅんちゃんには

ロマンがないねん。ビックリマーク

そして、口々に

“私大きくなったら、専業主婦になる。。。それで、毎週あ

なたの知らない世界を見るねん”

“三食昼寝付きとあなたの知らない世界。。。ええよなぁ音譜

などと、将来の夢を語り合った。。。

これが、毎年恒例の光景だった。

時は流れ、あの恐ろしいオウム真理教事件あたりから、

この手の番組は見かけなくなった。

とても悲しい。

暑いだけのつまんない夏になった。。。

昔は良かったなぁ。

その後の従姉妹たちの人生はどうなったでしょう。

私は、未婚。働いています。

他の従姉妹たちはバリバリのキャリアウーマンで

結婚したものの、××が付きました。

きっと、あなたの知らない世界が続いていたら、ち

ゃんと、家庭に入っていたのかなぁ。。。

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