おはようございます。
かこでございます。
先週の金曜日、乳腺外科で乳がんの
定期検査を受けた後、かかりつけ医
のS先生のクリニックに行きました。
漢方薬がもうそろそろなくなりそうだっ
たので。
乳がんに罹り、手術、放射線治療、ホ
ルモン療法を受けてるに伴って体調不
良になることが、多いと感じるここ1年ほど。
ずっと私は、抗ホルモン剤の副作用と思い
込んでいたのですが。
その定説を、金曜日に思いっきり覆されて
しまった。
S先生は脈をとり、舌を診て、薬を処方して
くれるわけですが。
必ず、診察の終わり際に口にする言葉がある。
“で、大丈夫か?”
というもの。
てっきり、乳腺外科の事を聞いておられるのかと思い
“今日、乳腺外科に言って検査してきました。大丈夫で
す”
と答えると、
“違う違う、そうちちゃうねん、
仕事の方”
消え入りそうな声で
“あ~何といいましょうか。。。つまんないです。みんな、ああいう仕事をしてるのか
なって思ったりするんです。(;´д`)トホホ”
すると、S先生は
“おんなじ仕事を毎日毎日やろ
。機械みたいにな”
“典型的なアドレナリン中毒やな
。ずっとずっと刺激的な環境にお
ったから”
“医者でも、医者を止めた途端
ボーっとするっていう人多いで”
S先生によると、私が秘書を辞める時、ちょっとおかしくなると
いうのは分かっていたらしい。
機械のような、とうのはかなり辛辣なお言葉とは思ったけれど、
よくよく考えたら、定年を迎えて完全リタイヤしてしまった、おじ
さんとか、子どもを育てきって、いきなり何をしていいのか分か
らなくなってしまった、お母さんとか…
だれでも、通る道なのかもよって思ったりもする。
でも、アドレナリン中毒だったら、まだ乳がんの治療が原因の体
調不良の方が良かったなぁと思う…
いやいや、そうでなければいけないのだ。