おはようございます。かこでございます。
今から2年前の4月から5月にかけて、私
は放射線治療を受けていました。
理由は乳がんに罹ったからです。
右乳房上側の外側に1.5センチと7ミリほど
の腫瘍を取り除いた後、抗がん剤治療と放
射線治療を受けて、現在はホルモン治療を
受けて、フェマーラのジェネリックのレトロゾ
ールという薬を毎日飲んでいます。
前置きが長くなりましたが、今日は放射線治
療の時の出来事を書きます。
放射線治療は、当時勤めていた法律事務所の
お昼休みに受けていました。
お昼休みは1時間しかないので、サバイバルで
した。
病院と職場の間にある、丼ぶり屋さん🍚で650円
海鮮丼かマグロ丼なんかを食べて、ダーッと食べ
て病院に向かうのです。
ほぼほぼ、同じことを1か月以上続けていました
放射線治療を受けている間も、抗がん剤治療の副
作用の味覚障害がなかなか、治らず何を食べても
もう一つ味が分からないので、毎日同じものを食べ
ても、平気だったのです。
私には、3歳児位からどうしても治らない癖がありま
す。
醤油をかける食品を食べるとき、ドボドボと必要以上
に醤油をぶっかける癖です。
放射線治療が、もう暫くしたら終わるだろうといった時期
のある日、いつものように、ネギトロ丼を前に器にワサビ
を入れ醤油を入れようとしたその瞬間、前にいた丼屋の
大将に
「お客さん、味ついてますので、一回そのまま食べてみて
ください」
多分、毎日毎日味のついているドンブリに、私が醤油をか
けているのをみて、大将は意を決して、言ったんだろうな
味が分からないのに、醤油をかける私も私だか。
味覚障害がある時は、自分で味を調整するという行為は難
しいそう悟った日でした