こんばんは、かこでございます。
私は、2年半前に乳がんと宣告されて、手術、
抗がん剤治療、放射線治療を受けて現在ホル
モン療法を受け現在闘病中です。
これは、今からちょうど2年前に放射線治療を受
けていた頃のお話です。
放射線治療が始まってすぐに腕に痛みが出て、
間もなくしまいには、腕に一本の筋まで出来るよ
うになってしまいました。
乳腺外科に言っても話を聞きいて、ただただ
「右半分が緊張しすぎているから」
腕と筋をさすってもらえるだけでした。
放射線科に言っても、
「放射線治療で腕に痛み・・・?そうですか、あまり
聞かないですね。」
というばかり
そんなわけで、自宅近くに腕のいい整形外科医が
いると言うことを、両親から聞き行くことにしました。
病院で受付をすまし、問診票を記入しました。
ちゃんと、(乳がんで手術しました。)と記入しました。
診察室に呼ばれ、右腕が痛いと言うことを伝え、12月上
旬に手術をして、抗がん剤治療を経て今、放射線治療を
していると、伝えました。
乳がんという単語を言った瞬間、先生の表情が何となく曇
ったような気がしました。
そして、次の間で
「レントゲン取りましょう。待合で呼ぶまで待ってください」
待合に行き、暫くして名前を呼ばれレントゲン室へ。
その時の私の腕は痛みのあまり、真っすぐに伸ばすことすら
出来なくなっていました。
レントゲン撮影をするときは、真っすぐに伸ばさないといけない
とかで、痛くて叫びたくなるくらいでした。
(痛っ)
再び、診察室に呼ばれ先生が開口一番に言った言葉が、
「大丈夫レントゲン写真を見る限り、骨転移は今のところあり
ません。」
(こ、こ、骨転移。。。)
「骨転移ですか。はぁっ・・・ ステージⅠだったので、それにこの間
手術したところなので、まぁ、それは、ないかと」段々声が小さくなる。
(冗談はやめてくれ~ 私はこの腕の痛みの話をしてるのだよ)
先生に、左手と右手を見せると、
「右手のほうがちょっと浮腫んでいますね、リンパ浮腫なのかな」
それには、
「だいたい、いつもこんな感じです。右手は利き手なので左よりちょっ
と大きいと思うので、それが浮腫んで見えるのだと思います。」
答えました。
先生は、いろいろと考え込んで、
「膠原病とか。。。」
と言い出してしまった。
「手術前に血液検査をしたけれど、普通の血液検査では膠原病って
分かるものですか」
聞くと、特別な検査をしないと分からないとのこと。
どこで、乳がんの治療をしているのかと聞かれたので、病院を答えると
「じゃぁ~次に行った時に受付で看護師さんに言って膠原病の検査もつ
いでにしてもらうといい」
ということでした。
結局、骨転移ではなく膠原病も多分違うとのことで、
某国立大学で医学博士を取得した先生の診たては
「筋肉痛」
およよよ
痛み止めと、湿布を貰って帰りました。

腕の痛みはまだ続きます