こんばんは、かこです。
乳がんと告知されて、周りの人に
乳がんあると伝えると、その人自
身が、乳がんの経験者であったり
はたまた、お母さんやおばあさん、
娘さん、ごきょうだいが乳がんに
罹ったことがあると言う方がとても
多かったです。
乳がんだと言うと、だいたい7割くら
いの人が
「うちの○○も～」
って言い出すのです。
私が仕事で、秘書として働いた弁護
士さんも３人いるのですが、３人それ
ぞれ奥さんやお姉さん、お母さんが乳
がんに罹っていました。
乳がん、本当に多いんですね。
昨日、ブログで登場したトトロン先生の
奥さんのランちゃんさんも、１２年前に
乳がんの告知を受けた一人です。
ランちゃんさんとは当然、仮名なのです
が、皆さん、覚えておられますでしょうか、
キャンディーズのランちゃん。
相棒でおなじみの水谷豊さんの奥様で
す。
ランちゃんさんはその伊藤蘭さんによく
似てますので、このブログでそう呼ぶこ
とにします。
ランちゃんさんのガンはステージにする
とⅡでリンパまで転移していたそうです
が、手術、抗がん剤治療、放射線治療、
ホルモン療法５年標準治療をきっちり受
けて、現在に至ってます。
ランちゃんさんは、私が乳がんだと分か
るととても、心配していろいろと心構えを
おしえてくれました。
裁判所で、トトロン先生に偶然お会いし
た時、抗がん剤治療をしない予定が、
することになったと言ってしまったので、
それを聞いて、らんちゃんさんは、「もし
や、リンパに転移していたのでは」
と、とても心配してくださったようです。
抗がん剤治療が終わったら、一番にラ
ンちゃんさんに会いに行って報告しなけ
れば～と思っていました。
トトロン先生の事務所に行くとランちゃん
さんが、出勤日で事務所にいらっしゃい
ました。
そして、お茶を頂きながらお話をしました。
「抗がん剤治療を受けたのは、念のためで
す。医者がいうには、乳がん患者にしては、
私は４６歳なのに若いんだそうです。」
そういうと、ランちゃんさんも安心したようで、
「そうよねぇ～もし、がん細胞が残ってたら、
小さいうちに抗がん剤で叩いとかないと、そ
のほうそが安心ねぇ
」
「娘が、胸に例え、良性の腫瘍ができたとし
ても、絶対手術させて、取らす。いつ、悪性
になるか分からないから。それに良性だとい
ってても、悪性だったらシャレにならないし
」
などなど。
ホルモン療法についても、調べると５年服用が
メジャーなのに担当医が１０年とか言っていると
いうと、
「ホルモン療法は５年よ。みんなそう。私は抗ホ
ルモン剤よく飲むの忘れたりしたよ。あれって本
当に効果あるのかしらねぇ～
」
ホルモン療法の副作用について聞くと、
「パンフレットには、ホットフラッシュとか書いてあ
って、そういうこともあったけど、なんていうの
この齢のね～まわり診てたらみんな、しんどいと
か疲れやすいとか、みんな言ってるし、それって、
抗ホルモン飲んでても飲まなくても、多少なりとも
あるのよねぇ
～」
ランちゃんさんによると、薬は飲むのは飲んだけ
れど、まぁっ適当。気にしなかったらしい。
それよりも、大切なのは運動なんだそうです。
ランちゃんさんは、リンパをとっているのでリンパ
浮腫をとても気にしていたようで、いろいろ図書館
に通って本を読んだ結果、
「プールで泳ぐ」
というところに落ち着いたそうです。
「抗ホルモン剤よりも、水泳が一番体にいいと思う」
とまで言っていました。
ですので、術後２年目からスイミングに週に何回か
ずっと通っているとのこと。
何年が前からは、旦那さんのトトロン先生が
「ランちゃん、一緒にテニスしよう
」
とうるさく誘うので、テニススクールに通い、少し上手に
なってきたので、土日は、夫婦とお仲間で、テニスコー
トを借り切って仲良くテニスを楽しんでいるそうです。
告知から１２年経ちますが、健康そのもの。
私が思うに、がん治療の一番の薬は、ストレスを抱え込
まないで、楽しく生活することなんだろうなぁとらんちゃん
を見てて思いました。
とても、明るく、ひまわりのようなランちゃんさん。
でも、未だにマンモグラフィーは大の苦手なのだそうで
「マンモグラフィーは痛いし、存在意義が理解できない」
「たいていの場合、エコー検査で分かるのに。私は検診
に行く時は、マンモグラフィーはパス。エコー検査で受け
てる。それで充分」
なのだそうです。