
2回目のTCの抗がん剤治療がやって来た。

前回と同様、診察の前1時間早く病院に着き
採血を受けます。
先端恐怖症の私にとって、とても恐ろしいこ
の瞬間
しかも、痛い
採血を終えて、診察が始まるまで、喫茶店で
時間をつぶすことに。
順番が回って来て、白血球、赤血球、血小板
の数値が戻っているので、抗がん剤をするこ
とに決定。
ただ、少し炎症の数値が若干高いけど、まぁ
大丈夫でしょうと。
腫瘍内科の化学療法センターに入り、検温と
血圧、体の中の酸素濃度(未だに謎の測定
)を図り、問題ないので、リクライニングチェア
に横になり、薬剤を待ちます。
私の病院は、診察が回ってくるのは早いのだけ
れど、何故か点滴とか注射の準備に時間が掛
かります。
12時から始まるのに、いつも30分は薬剤が来る
のが遅れるのです
まぁ、早く来ても間違えてたらシャレになりません
から、しょうがないですねぇ
薬剤が届き、左腕に針を刺してもらうのですが、な
かなか、良い血管が見つかりません
私の血管は細~い。ごめんよ。看護師さん
一度目の抗がん剤治療は、看護師さんの一挙手一
投足私の異変が病的に気になり、ほぼほぼパニック
状態に陥りながら受けた抗がん剤治療。
2度目になると、そういうこともなく、付き添いの母と、
職場の愚痴やらなんやかんやで母と喋ります。
「ドラいもん先生はあかん。あれで、弁護士やで信じ
られん」
「新しいくイソ弁雇ったはええけど、月収30万なぁ、ど
うやって、給料払うつもりやねんやろ。」
「30万ってことは、3倍の90万の売り上げがなかったら
赤字やのにさぁ」
「やり繰りやってる、私の身にもなって欲しいわ」
「抗がん剤でも大変やのに、事務所の数字見たら
ヘロヘロなるわぁ~」
等とどうでもいいことを、愚痴りまくる。
そんなことを、言っていると。
看護師さんから、
「ちょっと」口に人差し指をあてて、「し~」
と言われてしまう。
(すみませんなぁ。うるさくて)
そんな訳で、2回目の抗がん剤治療は滞りなく終わ
ります。
会計の際に、前回の抗がん剤治療が1月で高額医
療費の上限を超えていたので、「ラッキー今回は無
料だぁ」
と思ってのですが、入院、外来、薬、合算で高額医療
費として、扱うのではなく、それぞれの部門ごとに上限
の金額を払うということで。
1度目の抗がん剤治療は入院だったので、同じ月に入
院するときは、無料だけれど外来はマックス35000円は
払わなければならないんだとか。
くそぉ~知っていたら、入院させてもらったのに
悔しい
高額医療費助かるけど、意味ないところもあるんだね
って思う出来事でした。
帰りには、中華料理のファミリーレストランに行き、
味覚障害がありつつも、美味しいものを食べました。
そして、その2日後、脱毛後初めての散髪に行くこと
になります。