術後2度目の通院日は、確かクリスマスイブでした。
当然ながら、クリスマスイブどころの騒ぎではなかったのですが。
母と一緒に病院に行きました。
診察室に呼ばれて、主治医のY先生の話を聞くことになりました。
Y先生の説明によると、やはりガンはステージⅠ、硬癌という種類のものと言うことでした。
悪性度も普通。進行速度はやや早いというもの。
やはり、リンパには転移は認められないということでした
(あ~そうですか。)という感じだったのですが、Y先生が少し言いにくそうに、
「それで、相談なのですが、カンファレンスで抗がん剤治療をしたほうが良いとみんなが言うんですね。。。」
感覚的にY先生はあまり、抗がん剤治療については乗り気ではなさそうに見えました。
続けて、
「乳がん患者としては、年齢的に若いのでというのが、乳腺外科としての気になるところなのです。」
(おいおい、Y先生は初めから抗がん剤治療はしなくていい派だったんでしょ なんか、話が違うくないか
)
さらに、Y先生は続けます。
「事前に乳がんが再発しやすいかどうかを、アメリカに検体を送ってDNAを調べる検査もありますけど。。。」
「オンコタイプDXって言う検査で、費用は40万です。ただ、白黒ハッキリ分かるということではなくって、再発が中くらいって、いう中途半端な結果が出ることがあります。」
それを聞いて、40万かけてよく分からない中途半端な結果が出たら意味ないなと思い、結局抗がん剤を受けることになりました。
開始時期は、年明けすぐの1月7日に決まりました。
そして、またまた入院も決定してしまいました。
どうやら、抗がん剤治療をした後に、時々問題が起こることもあるので、1日入院して病院で管理するということらしい。
抗がん剤の種類はTC療法。ハンドブックを貰い、看護師さんに抗がん剤治療を受けるまでに、しておかなければいけないことを、教えてもらいました。
抗がん剤治療って何だか、準備が大変でした。
カツラとか、インフルエンザの予防接種とか、歯医者にいってメディカルチェックとか。。。
兎に角、年末と言うことで、慌ただしくこなすしかありません。