退院後、ひたすらゴロゴロしていました。
暫くして、通院日がやって来たので、病院に行きました。
さすがに、手術後だったので母同伴でなく一人でバスに乗って行きました。
病院では、術後に胸のレントゲン、腹部のエコー検査を何故か受けて、診察室に呼ばれました。
診察ベットに横になり、傷を見てもらい、リンパ液を抜いてもらい、順調に治っていると言われました。
主治医のY先生は、
「今日はおひとりですか?お母さまはいらっしゃらないんですね。」
と微妙な空気が診察室に流れる。
「じゃぁ、詳しい病理検査の結果は、次回お母さまがいらした時にお話しします。来週また来てください。」
(ひょっとして、リンパに転移してたのかな)
と一瞬、血の気が率いました。
ちらっと、Y先生のパソコンの中の病理検査の結果を見たら、最後の部分に
「リンパ節への転移は認められない」
というくだりがあったので、
(あっ、良かった)
と思いました。
さて、Y先生はどうしてうちの母がいる時に、検査結果を伝えたかったのか、それは次回の通院日に分かることになります。