手術の翌日は明け方に、胸の痛みで目が覚めました。
痛み止めを飲んで、ひたすら小さいアイスノンで冷やす。
後で知ったことなんですが、先進国で乳がんの温存手術で入院させるのは日本ぐらいなんだそうです。
アメリカとかは、手術して麻酔が覚めたら
「家へ帰ってね」
って言われるようです。
アメリカ人女性はたくましいですね。
そんなの、私は無理です。
手術したあとは、まったり、ゴロゴロしたいのです。
今では、温存手術の入院日数は4泊5日ぐらいですが、10年前に手術した人に聞くと、20日間も入院していたらしいです。
20日間何をしていたのかと聞くと
「リハビリ」
と言っていました。
リハビリって腕を上にあげる練習のこと。
それをしないと、肩が固まってしまって、腕が上がらなくなるのです。
そんなのは、家で十分できるんですけどね。
時代の違い、なんでしょうかねぇ。
2日目からは、どんどん歩いて、腕をあげる練習をしました。
手術をして一番、困ったことはやはり、胸の違和感でしょうか。
特に腫れているわけではないのですが、腫れあがっているような感じがするのです。
あと、リンパを5つ程とったので、リンパ液が脇腹にたまり、タプタプ、チャポンチャポンしてこの上なく気持ちが悪かったです。
これは、入院している間、1日に一回吸い出してくれるのですが。
朝ごはん、昼ご飯、晩ご飯も完食し、個室の入院ライフ、そこそこ充実していました。
夜には、ドラいもん先生にメールをして、無事に手術が終わりましたよって報告もしました。
さぁ、明日は退院だぁ。