手術当日….
朝早くに、ナースさんが病室に入ってきて、胸の先にテープを張ってもらい、血栓防止のパツンパツンの靴下をはかされて、とりあえず、目が覚めました。
センチパネル生検を受けるのに、手術前に乳頭から、色素を注射する時の痛み止めのためにテープ貼られたのですが、効果のほどはいかに。
朝早かったので、取り合えず二度寝。
そして、手術当日は、何故か絶食
手術はお昼からだったので、手術前に胸に色素を入れる注射を受けました。
こちらも、注射する場所が場所だけに、無茶苦茶痛かったです
注射した後、色素が胸全体に行き渡るように、胸をグルグル回すのです。
何だか変な気分でした
点滴を打たれて、手術の時間が来たので、手術室に歩いていく。
今思えば、当たり前なのだけれど、その時はどうして歩かされるのかなぁと思いつつ、手術室へ。

主治医のY先生や、部長先生のご挨拶があり、手術台に横たわりました。
「今から麻酔を始めます~」
天井にプロペラのようなものが見えて、
「はい、数を数えますよ。いち、に~。。。。」
私の記憶では、「さん、」はやってこなかった。
プッツっと電源が切れたという感じで。
多分、想像だけど、人が死んじゃう時も、あんな感じなのではないかなって思いました。
次の瞬間で、名前を呼ばれて目が覚めて、口の中に管が入っていて、苦しくて気持ちが悪いのが、印象的でした。
管を抜かれて、息が出るようになり、ベットのまま病室に運ばれました。
ベットがガタガタと揺れて、乗り物酔い状態になりました。
病室でも、意識朦朧状態で、乗り物酔い状態だったので取り合えず
「気持ち悪い」というと、吐き気止めを、点滴してくれた。
暫くして、ナースさんが病室に入ってきて衝撃の一言
「脱がせた、パンツ、はかせますね」
(へ?パンツ?脱がされたの?ウソン)
その時はいていたパンツは、1年くらい前にセブンイレブンで買ってきた、ヨレヨレのクタクタのおパンツでした。
(こんなことだったら、入院用に新しい、おパンツ買っておけばよかった)
(よりによって、セブンイレブンのおパンツなんて。)
あまりのショックで気絶するように、寝てしまいました。




実は私、こういった失敗は2度目。
一度目は17歳の時、盲腸になった時にとても恥ずかしい思いをしました。
元同僚の友達に看護師さんがいて、口癖のようにこう言っているそうです。
「私は、パンツだけは半年に一回ぐらい買い替えるようにしている。だって、交通事故とか突発的な事故にあった時に、病院にはこ運ばれて、服を全部脱がされた時に、ヨレヨレ、クタクタのゴムが伸びきったようなパンツなんか見られたら、恥ずかしくてたまらない。あれだけは、絶対イヤ」
私は、また、何か手術か何かするときは、新しいパンツを買って行こうと思います。
ちょっと半年に一回パンツを買い替えるのはむりなので