普通は入院しているときには有給休暇をとりますよね
がん治療は長期化することが多く私は「傷病手当金」制度を利用することを決めました
大きめの会社であれば総務部が自動的に申請してくれるこの制度。
私の場合、小さな法律事務所に勤めていたので、全部自分で調べました。
まず、受給要件としては業務上の疾病やケガではないこと。
すなわち、労働災害では受給は出来ません。
まず、連続して3日間の待期期間があり、その待期期間は土曜日曜であったりでもOK、また有給休暇を取得してもOK
待期期間が終了した4日目から傷病手当金がゲットできます
気になる手当金なのですが、ちょっとお安め。
働かなくて、手当金を頂けるので、贅沢は言えません
一日にもらえる手当金は
(支給開始日以前の継続した12ケ月間の各月の標準報酬月額を平均した額)を30で割ったものに3分の2を掛けたものです。
頭がこんがらがるような、表現ですがザックリ言えば、過去1年の平均日給の3分の2が手当金ともらえる、言えば分かりやすかもしれません。
開始日から1年6ケ月が受給期間となり、私は入院、抗がん剤治療、治療に伴う体調不良、病院のお呼び出しに伴う通院に利用しました。
だって病気なんだもん
病気になっても有給休暇を取れないブラックな企業なんかでも、社会保険に加入していれば、利用できる制度です。
そもそもは、病気などで有給休暇を使い切った場合を想定して、被保険者を生活や療養を助けるために設けられたこの制度、意外と知らない人が多いようです。
知らないことが多いと、損をしますね。
どんどん利用者が増えるといいのに
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