そう一番面倒をかけると思われる職場のこと。
まず、告知を受けて誰に報告したかと家族でもない雇い主のドラいもん先生。
病院を出て、携帯電話で
「あっドラいもん先生。私です」
「はいはい。どうしたの?」
「私ね病院終わったんですけどぉ。あの悪性でしたわぁ ガンです。」
「誰がガンやねんえっえっえっ
」びっくり仰天している。
「私がです。乳がんです初期でそんな大したことないので大丈夫なんですけどね。それで、すみません。いつになるか分からないんですけど、入院して手術もしないといけないので。仕事を休まないといけなくなります。ですので、このあいだ事務所に遊びに来てくれた、先生のお知り合いのリカさん。。。法律事務所で勤めてた経験ありますよね。来てもらえないでしょうかねぇ
」
「やや、休んでもらって大丈夫やで。病院探さんとあかんなあっそうや、○○病院どや。あそこはええで」
「ほかに、どっかええ病院ないかな僕もちょっといろいろ調べてみるわ。」
「とっとっ取り合えず直すこと一番に考えよう。リカさんには来てもらうように連絡しとくから
」
ドラいもん先生の弟さんはお医者さんで多分、弟さんに聞いてくれるんだろうなぁと思いつつ電話を切りました。
そして、家に帰って病院探しが始まります。