こんばんは、かこです。
ちょっと前の話題になりますが、菊池桃子
さんのストーカー逮捕事件。
怖いですね。それも、タクシーの配車で自
宅を把握されてしまったとか。
話が飛びますが、うちの父が初めてアイド
ルに興味を持ったのが、菊池桃子さんでし
た。
テレビに彼女が出る度にいい歳したおっさん
が
「桃子ちゃん～出てる。この子ええ娘やわ
」
と騒いでいました。
おそらく、捕まったタクシーの運ちゃんそういっ
た類の男の人だったのかしらね。
顔を見られないようにマスクをして、行き先を伝
えただけで、菊池桃子だと分かるというのだから、
かなりのファンだったのかも。
“運命の出会いだ
”
と思い込んだのかしら
あまり、ニュースとか見ないのでどの程度のストー
キングをしていたのかはよく知りませんが、自宅の
インターホンを鳴らしに行くというのだから、かなり
のものだった様子。
気持ち悪いし、怖いわ。
捕まってこれで終わりという訳でないんですよね。
ストーカーは一種の病気のようなところがあって、
カウンセリングのようなものを受けて、治療をしな
いといけないんだけど日本ってそういうところ、全
然ダメですよね。
かなり、遅れていると思います。
カナダにいた時に知り合った、日本人女性は離婚
した元夫に別れてからも、周りでずっと行動を監視
されていました。
そのことには、全く気付いていなかったそうです。
彼女は、アパートに住んでいたのですが、同じアパ
ートのカナディアン男性と仲良くなり、話をしたり、食
事をするようになりました、男女の関係とかでなくあ
くまでも友人としてです。
男性と仲良くなるにつれて、彼女の元に元夫から電
話がかかってくるようになります。
“あの白人野郎と仲良くしてるんだな、えらく楽しそう
に笑ってたじゃないか。”
“あの男とは会うな。これ以上親しくすると、あいつを
フルボッコにしてやる”
内容が段々とエスカレートしていきました。
彼女もさすがに、自分のことはどうでもいいけれど、友
人に危害が加わるということが怖くなりました。
ただ、元夫は昔から口だけの人だから、警察から警告
してもらえば治まると思い、警察署に相談に行きました。
すると、警察は彼女に被害届を出すようにと勧めてきま
した。
ここら辺の対応は日本の警察と同じですが、それを拒否
すると警察から被害届を出すように、かなり強く説得され
たそうです。
「私達警察は、あなたの元夫を刑罰を与えるために逮捕
する訳じゃありません。
彼は病気なんですよ。彼を助けてあげて欲しい。
元夫の彼を警察に差し出したくないというあなたの気持ち
は分かるけど逮捕されて、適切な治療を受けることが彼の
人生にとってはプラスになる。
彼のこれからの人生の為にに私たちに警察に協力してくだ
さい。
彼が出所した後も私達警察は、あなたの生活を全力でサポ
ートする」
この言葉に、彼女は被害届をだして、元夫は逮捕されました。
元夫は、更生プログラムを受けてシャバ出てきたわけですが、
その日から、毎日彼女の元に必ず決まった時間に警察のスト
ーカー係りの担当から電話がかかるようになります。
”How was Peter, today?”（今日、ピーターはどうだった？？）
毎日毎日、彼女は その電話を受けて
「彼からの連絡はありせん。」
と言い続けました。
彼女も警察にもう大丈夫だから、電話は遠慮すると言っても
担当者は
「これは、私の仕事で規則だから」
といって1年間をよこし続けました。
そして、ある日
「今日のこの電話で、最後です。しかし何か彼からの接触があ
ったらためらうことなく、連絡ください。私達警察は全力であな
たを守ります」
と言ったそうである。
日本の警察もカナダの警察並みにやってくれればいいのだけれ
ど
皆さんはストーカーを実際に見たことありますか
私はありますよ。
法律事務所で秘書をやっている時に、若い男性が突然事務所に
現れました。
話を聞くと、大好きな女の人がいて家に行ったけれど、警察を呼ばれ
てしまった。
警察署で注意されたけれど、どうしても彼女と接触したい。
だから、間に立ってくれる弁護士を探しているけれど、どこの法律事務
所に行っても話も聞いてくれなくて、門前払いされる。どうしたらいいの
か。
その男性は完全に、周りが見えてない目をしていました。
思い詰めているというか。。。
事務局で断ることも考えたのですが、変に断ってそういう人のベクトルが
事務所に向くのも怖かったので、弁護士に対応してもらいました。
ストーカーは気持ち悪いし、怖いです。
皆さんもどうか、気を付けて。