ブログ

カナダのあるあるの風景

カナダには3年間住んで居ました。

ホームレスは日本にもいますが、もちろんカナダにもいます。

初めに住んでいたバンクーバーに着いて驚いたのはホームレスの多さです。

大げさに言えば、信号ごとに座っているという感じでしょうか。

そして何よりも、みな一様に物乞いしているのです。

日本では、ないですよね。

っていうか、大阪ではないです。

皆さんのお住まいの地域ではいかがでしょうか。

“change please” (「小銭ください」的な意味です。)

といってコップを振っています。

初めて見た時は、衝撃的でした。

それにしても、あちらのホームレスさんたちはなかなか考えておられます。

例えば、

段ボールに“HIV positive”(HIVに感染している)と書いてみたり、

地下鉄の通用口のドアを開けてあげて、”thank you”と言ってみたり、

中にはなかなかの知能犯もいます。

銀行の出入り口の前に正座して、“change please”と言っている人たちです。

銀行では、最低でも20ドルは引き出しますので、気分が大きくなってコップに小銭を入れてしまいそうになっちゃいます。

私も何度か入れそうになりました。

なんといっても、銀行の中で”change please”とすると強盗犯になりますが、外でやる場合はただの物乞いってところが考えさせられます。

そんな物乞いがたくさんいる国カナダで、私がそれ以上に衝撃を受けたもの、それは物乞いをマネする子どもたちです。

私みたいな、留学生に

「私には少しの食べるものが必要です。どうか少しのお金をいただけないでしょうか。。。」と話しかけてきます。

カナダに着いた時には、リスニング力がなく何を言っているのか全く分からなかったのですが、よくよく聞いてみるとそういう風に言っています。

どう見ても、小学校低学年よりちょっと上の子たちなんですがどう見ても、“健康優良児”毎日ちゃんとご飯食べてるっていう感じの子たちばかりでした。

物乞いと言うよりも、詐欺ですな。

カナダ、見た目はとても綺麗でいい国のように見えますが、闇も深そうです

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です