天音です。
私は30代半ばから後半にかけてカナダに住んでいた。
これはその時のお話。
日本は海外とりわけ、欧米諸国に比べて何もかも遅れがちだとマスメディアで言われる。。。
本当にそうだろうか。。。
私は3年カナダに住んでいたけれども、必ずしも日本が諸外国に比べて劣っていると思ったことはない。
あちらにいた、留学生は口をそろえて
「カナダが特別、暮らしやすいとも思わないし色々あるけれど、ニッポンは良い国だと思う」
という。
LGBT問題に関して言えば、海外で同性婚が合法化されている分、進んでいるという事になっている。
進んでいるという事になっている。。。日本のマスメディアからすれば無条件に海外で施行されていることは良いことであるようだ。
明治維新以降、、、そして戦後。。。
兎に角、日本は遅れていなければならない存在なのです。



これは、ホストマザーから聞いたお話。
ある同性愛者の男性がいた。
子どもの時から好きになる相手は、男の子と決まっていた。。。
同性しか愛せないのである。
彼は、熱心なキリスト教徒でもあった。。。

同性愛者としてその事実をずっと隠して生きてきた彼は、神に許しを乞いたいと思った。
キリスト教は同性愛を罪と捉えている。。。
聖職者にそれを伝えることはとても、勇気がいることだ。
もし、許されなかったら。。。自分はどうしたらいいのだろう。
明日こそ言おう、今日は言えなかった、次に行った時には。。。
その繰り返しで月日が流れたそうだ。
そして、その日は訪れた。。。

「私はゲイです。こんな私でも神の許しを得られますでしょうか」
さて、その聖職者は何と答えたでしょうか。。。。
間髪入れずに、彼はこう言い放ったのです。
Not welcome here tomorrow morning.
「明日の朝からようこそではない(明日から来るな)」
である。
そう、これがThe 宗教なのさ。。。

日本人ぐらいですわ。。。
「ゲイの人。。。あーゲイの人ね」
といった感じで、人によってはアレルギーを起こす人もいるけれど、全体的に寛容な感性を持っている。。。
多神教と一神教の違いかもしれないが。。。
日本を一歩でたら、宗教ってその教えを守るためにバサバサ人を斬るのを目の当たりにする。。。
LGBTでもない私には、特段関係ない話なのかもしれないけれど。。。
ウン千年まえに考え付い教義に縛られているのってどうかとも思う。
これをいったら、キリスト教徒の皆さんからは
「神への冒涜だ」
ときっとお叱りを受ける事だろう。。。
ちなみに日本のプロテスタントの教会では、トランスジェンダー(MTF)の牧師さんが随分むかしに誕生している。
真言宗ではトランスジェンダーお坊さんが住職をしているお寺もあり、浄土宗でもLGBTのお坊さんがいるという事を何かで見たことがある。。。
神社系ではそういう系の話を聞いたことは今のところはないですね。。。
国家神道の影響か。。。神社は。。。頑なに保守だもんな。。。
そんなわけで、海外の宗教問題が日本のそれよりも厳しい話。。。
これは、カナダでシェアハウスで暮らしていた時にオーナーのデービスから聞いた話。
シェアハウスのオーナーのデービスの職業は美容師。。。
ご存じだろうか。。。カナダはLGBTがとても多い。。。
特に美容系、アパレルショップの売り子さんに多いと聞く。
日本のLGBTさんの趣味はどうか知らないけれど、カナダのゲイの皆さんはとても美意識が高い。
あっikkoさん

もそうだよね。綺麗になるために生まれてきた人。
デービスは美容師のため、そっち系の知り合いはやはり多かったようだ。
その中のゲイの人が、カナダに見切りをつけてニュージーランドに移住した。
ご存じであろうか。
カナダではchrch personにほぼほぼお会いしたことはないが、ニュージーランドではかなりの人が毎週毎週、教会に通っている。。。
そのお友達も移住をして、コミュニティを築くために教会に通っているうちに。。。
どういうわけか。。。宗教に。。。いやキリスト教にハマってしまった。。
正しく言えば、目覚めたのである。。。
そうして、教会で知り合った女性とめでたく、ゴールインした。

彼は、「自分は間違えていた」
と言ったそうである。。。
デービスは
「彼は変わったんだよ」
「宗教でゲイは治るんだよ」
と言っていた。。。
。。。。。
信じる事=洗脳
なのではないかと、思ったりもするが。。。
もしそれで元ゲイの人が晴れ晴れと、幸せに暮らせたなら素晴らしいことではないか。
外国の宗教問題は深い、