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子育ては難しい。。。Nipponとカナダ

おはようございます。かこでございます。

先日テレビを見ていますと、虐待防止法

なるものが改正される案が出ているとや

っていました。

躾を目的とした体罰を禁止するといいます。

うん。うん。

子憎たらしい、言うこと聞かない子どもを張り

飛ばして力づくめで黙らせる方法も平成で終

わるのです。。。

親も腕力を磨くより、頭を使う子育てになるん

ですね。

正直言いますと、日本の子どもを取り囲む環境

は緩いと思います。

日本と外国とは違うと言う声が聞こえてきそうで

すが、カナダでは家で子どもをギャン泣きさせて

15分たてば、警察が親が子どもを虐待している

とみなして、すっ飛んできます。。。

たった15分ですよ。。。

例えば、子どもを車に残してコンビニに入った時

点で子どもを虐待していると判断して、携帯電話

で目撃した人が、警察に通報します。。。

児童相談所ではなくて、警察です。

子どもに関することになると、カナダはまるで、文

化大革命時の中国のような密告社会に変貌しま

す。

もし、親が怒り狂い子どもに手を出すような様子が

見受けられそうになると、子ども自身が電話機を片

手に

「マミー、ここで僕に手を挙げると、僕は警察に通報

するかね」

と、まるで葵の印籠を手にするに囁くそうです。

なんとまぁ、こういうことはちょくちょくあるそうです。

日本人からすると、びっくりするような話ですが、そ

れぐらいしないと、ダメなのかもしれません。

昔から、躾というか折檻というか、虐待というか。。。

日本人は、子どもを自分の所有物のように扱う傾向

にあるようです。。。

法律事務所で勤めているときも、暴力ではない静かな

虐待と言われるような、精神的に子どもを親に依存さ

せるような、社会的自立を促さずまるで、ペットか何か

のように子どもを扱っている人がいて、児童相談所に

子どもを保護された後も、何年も弁護士を使って取り

戻そうとしたり、泣いたり、怒ったり。。。

依頼者と言えど、ハッキリ言いましょう。。。

「アンタには、親の資格はない」

そのうちに、暴力だけでなく子どもに依存して、子ども

の社会性を奪うことも問題になる日も来るような気がし

ます。。。

子育ては難しい。。。

カナダでは、親が子どもに体罰をすることが禁じられて

いますが、そこら辺の大人の事情を察した、上の兄や

姉が親に反抗的は態度をとったり、非行に走るような、

弟・妹を後で締め上げるということはままあります。

カナダ人曰く

「両親は子どもに手を挙げれないけれど、兄弟げんか

は法律では禁止されていないからね~」

アジア系の移民であれば、子どもの素行が悪いと感じ

れば、

「次の休暇で母国に帰ろう。。。その時はゆっくりとお相

手するわよ」

と脅すそうです。

子育ては難しい。。。子どもも親も戦っているのです。。。

 

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