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学生は黒髪でなければいけないの怪

皆さんの通った中学、高校の校則は厳しかったですか?

私の通った公立の中学は、おかっぱ頭で前髪は眉毛ぱっつん。

肩より長ければ、お下げにしましょう的な校則でした。

高校は、そこまで厳しくはなかったのですが、パーマ、脱色は禁止されて、夏休みの終わった頃に、全校集会で生徒を一列に並べ髪に変な細工をしていないか検査されました。

パーマをかけたりするとバレるので、その検査の日は髪を括ったり、ドライヤーで伸ばしたり、先生との知恵比べがあり、面白かったですニコニコ

当然、人それぞれ紙質がありますので、天然パーマの子や少し髪が茶色い子もいましたが、その子たちは「地毛証明」と言ったものを学校で発行してもらっていたようです。

子どもの頃の写真を学校から出してもらえたようです。

知り合いに、アメリカアメリカから日本にお嫁に来て、子どもたちを日本で育てている人がいます。

とある地方都市にお住まいで、お嬢さんを中高一貫の女子校に入れました。

お嬢さんは、アメリカ人のお母さんの髪色に似ていて、かなり明るい色の髪色でした。

卒業式が近づいたある日、お嬢さんは学校からある指導をされます。

「髪を黒く染めてきなさい」というもの。

そこは、アメリカ人のお母さんきっちり主張することは主張します。

「私の子だから、こういう髪の色をしています。どうして、黒くしないといけないのか。ちゃんと納得できるように。説明してください。」

これに対して学校は

「お母さんのおっしゃりたいことは分かります。でも、前から見たらお嬢さんがハーフだっていうことは分かりますが、後ろから見たらハーフかどうかなんて分からないです。ひとり、髪の色が明るいってことになって具合悪いんです。」

と訳の分からない理由を言い出す始末。

お母さんがブチ切れむかっの無理もないことです。

お母さんと学校側の喧々諤々のやり取りを見ていたお嬢さんは、

「マミー、もういいよ。 私、髪染めるよ。」と言い出しました。

それを聞いた、学校が次に言ったのが、

「ビゲンの●番で染めてきて来るように。」だった。

あまりの対応にお母さんは言葉を失ったのは言うまでもありません。

これは昭和の時代の話で人権とかそういうのに、疎い時代のことなのですが。。。

平成もあともう少しで終わろうとしているこの時代に、この話をさらに上回る話を聞くことになるなろうとは思いもよりませんでした。

大阪の府立高校で、地毛の色が明るい子に黒く染めてくるように無理やり指導し、度重なる毛染めで地肌や、髪をボロボロにさせたという事案です。

保護者がいくら地毛だと説明し地毛証明を出すように、学校側は聞く耳持たず。

どうも、髪の色を理由に、学校行事にすら参加させて貰えなかったぽい。

挙句の果てに、「母子家庭だから、茶髪なのか」などと罵ったらしいです。

先生、それはもう指導じゃなくて、モラハラだよ。いじめだよ。

髪を染めないのなら、学校に来なくていいよってことになり、去年の9月から女生徒は不登校になっているらしいです。

そんなわけで、女生徒は大阪府を相手に訴訟を提起しています。

当たり前だわ。とことん、やるべきだと思います。

私には、陰ながら応援することぐらいしかできませんけど。

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