
10月も下旬というのに、また台風がやってくるんですね。
どうりで、頭が重痛いわけです。
私は低気圧が近づくと、体の具合が悪くなります。
少し前までは、咳喘息に悩まされていましたけど、決まって沖縄のはるか向こうに台風が発生すると咳が止まらなくなりたいへんでした。
最近は咳喘息も治りやれやれと思っていましたけど、その代わり頭痛が出るようになりました。
それに加え、乳がんの手術をしてからは手術をした側の胸とか腋とかいつも以上に違和感が強くなり、精神的にも欝々します。
多分、古傷とか持っている人はよく分かっていただけると思いますけど。
このような、症状はほかの人にもあらわれるようで、最近は「気象病」っていう病名が付いてるみたいです。
最近は何にでも病名って付くんですね。
つくづく、いい世の中になったなって思います。
私がまだ若く、気象病なんて知らない健康優良児だったころ。
一緒に働いていたYさんという同僚がいました。
Yさんは私よりも10センチ以上背が高く、体重は私とほぼ変わらないといったモデル体形でした。
そのY[さんは、雨になると体調不良を理由に仕事を休むことが多かった。
本人曰く「低気圧がどうしても駄目」なのだそうで。
表向き「そういう体質なんだろうね。仕事のことは気にしないで、ゆっくりしてね」と言うものの、
たびたび欠勤が続くと、
低気圧だと
それって根性足らんのじゃない
勘弁してよ
みたいな感じになっちゃいました。
今思えば、気象病だったんですね。ごめんね、Yさん
今だったら言える、
「Yさん、あんたは悪くない悪いのは低気圧だ
」
というものの、さすがに、雨が降るたびに体調不良で休む勇気は私にはなく、頭痛薬片手に私は、明日もお寺に出勤します。
トホホ