最後に、勤めた弁護士事務所の先生たちは、とにかく神経質。ゴミ箱の位置とか、湯飲みを食器棚にしまうときは、1個づつで決して重ねないとか。
一事が万事、その調子。
仕事で少しでも気に入らないことがあるとまるで、スピッツのように吠えまくる。
「うちはこういうやり方だから、今後はこうしてね。」
ではなく、「今まで一体どんな仕事してたんだぁ~」って大目玉をくらう。
1か月過ぎたころ何をやっても、いちゃもんをつけられるものだから流石に精神的に参ってしまいました。
退職を申し出たら、即OK。
そして、ボス弁がリクルートしたのは、とある不満が原因で職場を去った依頼者でした。
依頼者を事務員としてアルバイトとして雇い入れるってどんなものかなと思いませんか。
依頼者でもある人間に、ほかの依頼者の記録とかを見ることになりますよね。
別の依頼者に究極の個人情報駄々洩れってどう考えても、おかしいでしょう。
私がクライアントなら絶対いやです。
しかも、労働事件で問題を起こしている人を事務員にするなんてどうかしてますよね。
きっと、後で揉めることになると思いながら、私は事務所を去りました。