その後、自分探しの旅の後に再就職し、4年間弁護士事務所のB先生、この先生もとっても人間的にはいい人でした。
私がガンになって一番に報告したのも、B先生でした。
先生は、とにかく直すことを一番に考えよう。事務所のことは気にしないで。僕もどこの病院がいいが調べてみるわ。
といって病院も探してくれました。
ただ、弁護士としては残念の一言しかありませんでした。
とにかく、仕事の好き嫌いが激しく、嫌な仕事は例えお金をもらっていてもお尻に火がついてもまだ、始めない。
かと思えば、好きな仕事は、お金をもらわなくても、自腹を切ってでもする。
所謂人権派と言われる先生は、お金を貰わないのをポリシーのように思っている節があります。
ドラいもん先生の場合人権派なのだけれど、受ける事件は人権とは程遠い事件ばかりでどう見ても、輩にしか思えない人たちばかり相手にして、手助けしているようにしか思えないのです。
輩と言われる人たちは、ホントにどうしょうもない人です。
着手金はおろか、実費費用すら払わない。
こちらが払うようにいうと、お客様になんて口きくんだって、逆切れします。
そんなわけで、資金があるときの事務所の銀行の残高は6桁、資金がない時の残高は2桁。
給料日まで1週間切って2桁の時は、心療内科の先生の前で大泣きしたことを覚えています。