一番初めに入った職場の上司は、気分のむらが激しく…
営業職なのに「自分の懇意にしている得意先には足を運んで、そうでない得意先には月に1回位行けばよい。」
「営業なんて人を騙してなんぼ。それ位でいいんだ。」
と豪語するような人でした。
会社での評判も悪く「あの人は最悪、絶対下で働きたくない。」と多くの人が言っていました。
結局、部下が4人いたのですが、その人の元に配属になって半年たたないうちに全員が理由をつけて配属替えになったり、転職していったり…
最後に退職を申し出た私に
「話は分かった、でも俺は聞かんかったことにするから直接、課長に言うて」
(部下の退職の話も上に言いに行くのも仕事でしょ。)
(4人目で、もういい加減に行きたくないというのはわかるけど….)
(最後の最後まで。ちゃんと仕事やれよ)
と心の中で呟きながら….
課長に退職を告げに行ったのを思い出します。
私が退職後、上司は本社に栄転になりましたが、実情は自分よりも年齢若くもキャリアもない本社の社員の下で働くことになりました。
そしてその後、部下の女子社員にセクハラを働き、女子社員が会社に訴え全てが明るみになりました。
女子社員の要望が全て通り、会社をクビになったそうです。
クビになった後、自分で居酒屋を経営し、ソコソコやっていると聞きます。
まぁ、根は悪い人ではないのでしょうが。尊敬は出来なかったです。