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節分と福豆と般若心経

こんばんは、かこでございます。

今日は節分。

私の勤めているお寺ではお節分には

必ずお祭りがあり、福豆を頂けます。

ずいぶん昔になりますが、私は古神道

のような事をしていたことがありまして、

いろいろと、先生と呼ばれる霊能者の

方にいろいろと教わりました。

住所と名前と数え年を書いた紙に数え

年の数の豆を包んで神社に奉納するの

は世の中のあるあるですが、私が教えて

もらったのは、厄年や当たり年といわれる

あまり、良くない年は、豆に一文字ずつ

佛・説・般・若・波・蜜・

多・心・経・・・・・

と260文字ちょっとある般若心経を書き、

自分の数え年の豆と一緒に、氏神さんに

奉納するというもの。。。

何でまた、神社に般若心経なのか。。。

今頃冷静に考えると。。。何だか変な感じ

なのですが。。。

厄年といわれていた3年間は、年明けとと

もに、経本、ピンセットと福豆にかじりつき

般若心経を書き上げました。。。

なので、なんだかオカシイなと思う今でも

運気があまり宜しくない年になると、

“豆に般若心経を書

かねば!”

真剣に思うのです。。。

長年の習慣とは怖いですなぁ。。。

お寺ではそのような習慣はありませんが、

お寺から貰った木をいぶして、家について

いると思われる不浄なものを清めます。

これもまた、何にも知らない人から見たら、

“何ですか、それは”

という感じですが、我が家の節分の恒例

儀式です。

もちろん、恵方巻も食べますよ。。。

これは、全国のお商売人さんが作り出した

変な習慣ですけど。。。

毎年違った方角を向いて一心不乱に太巻き

を食べて

“あはははははは!!”

と笑うのは世界広しといえど、日本人くらいな

もんです。。。

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