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人生万事塞翁が馬。。。あるFTМの話

こんにちは、fortuneteller天音です。

全然関係ないですが、衆院選2024が近づいてますね。

皆さん、どこの誰にいれるのか決められましたか?

わが町の選挙区は、結構注目度が高い選挙区で、どこに入れようかとお勉強中です。

某宗教団体がバックについている政党と、その政党がいる限り与党の仲間入りができない万年野党の戦い。

なかなかの見ものです。

さてこの間、両親の友人の子どもさんが家にやってきました。

聞くところによると、数年前に友人は亡くなられて、落ち着いたので挨拶に来たとのこと。

両親は

あー亡くなってしまったのか、それはそれは残念。

癌だったのかー気づくのが遅かったのね…

いい人ほど、早く逝ってしまうだなー

と言って子どもさんと話をしていた。

帰り際に、友人の奥さんは元気にしてあるから、また是非にうちにも来てくださいと子どもさんは帰っていった。

子どもさんの傍らには、見知らぬ女性がいたが、その女性の素性については、家族は突っ込まなかった。

当の本人からの紹介も説明もなかったので。。。

普通に考えれば、嫁なんだろうなと思うのが普通なのだが…

そうは素直に思えない、事情が彼らにはあった。

子どもさんは、元々は女性として生まれその後男性として生きる事を選択したからだ。

その後、母が先方の家に挨拶に行き…

詳しい事情を聞くことになる。

彼はトランスジェンダーのFTМ。

私自身子どもの頃、〇〇ちゃんと呼んでいて、確かに女の子だったとイメージしかなく、〇〇くんと呼ばれるようになった彼とあったことがないのでー

なんとも実感が湧かないというのが正直なところである。

それはさておき、彼女が親にカミングアウトしたのは18歳頃のことである。

多分30年くらい前の話である。

家族としても、どことなく所作が普通の女子とはかけ離れていて、普段からあぐらを組み、子供の時から女の子らしい格好をしたことがなかったので、ナルホドと納得したらしい。

きょうだいからも、男きょうだいができたと言って喜ばれた。

ただ、父である両親の友人だけは『息子ができてよかったね』

の声に無言でいたそうである。

昭和の男にとってはなかなか、理解できない部分もあったのだろう。

うちの父も昭和の戦中派ではあるが、完璧に男になりきった彼を見て

『あれは、どう見ても男だ』

と納得していた。

そんな彼も人並みに恋をしたようで、バツイチの子連れ女性と結婚した。

男宣言をした際には

『レズビアンとかじゃなくて、ただ男として生きたいだけ』

と言っていたそうであるが、時間は人の指向も変える。

きっと人として、惹かれ合う部分があったのだろう。

そうなわけで、彼は現在は5人の子どものステップファーザーであり、10人を越える孫をもつじいじとなった。

人生万事塞翁が馬……

昔の人は上手く言ったものである。

これからの多様性もこういう感じで進んでいくのであろう

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