こんばんは、かこでございます。
町はクリスマスモード突入の今日この頃。
相変わらず、体調不良のため引きこもり
生活です。もう一週間通院以外で外出
していません。
クリスマスツリー🎄もテレビでしか今年は
見れそうにないです。
トホホ。。。

クリスマがくると思い出すこのお話。。。
元同僚の長女のサアヤちゃん(仮名)のお話です。
今は女子高生になったサアヤちゃん。。。
当時、彼女は保育園に通う4歳児でした。
サアヤちゃんはとてもとてもしっかりとした、4歳児
でした。
パパやママに対しても常に、冷静にそしてその口
調はいつも諭し気味、上から目線の子でした。
4歳児の女の子ってそういう感じなのでしょうか...
サアヤちゃんが4歳のクリスマスにパパとママは
ある計画を立てました。
ベランダからサンタクロースが現れて袋からサア
ヤちゃんが欲しがっていたプレゼントを渡し軽やか
にその場所を立ち去るというもの。
サアヤちゃんパパはいつも、サアヤちゃんが寝て
からしか帰ってこれないのですが。。。
その日は根性で定時に仕事を切り上げて、サアヤ
ちゃんに気付かれないように、サンタクロースコス
チュームに着替え、寒い中ベランダの隅っこでその
時間がくるまで屈んで隠れていました。。。

暗い暗い夜のベランダから突如現れた、サンタクロース。。。
パパとママの予想ではこうなる筈でした。

しかし、そこに繰り広げられていたのは
サンタクロースに恐れおののき、ギャン泣き
する、4歳児サアヤちゃんの姿。。。

彼女にとってはサンタクロースはプレゼントを
運んできてくれる、お爺さんではなく。。。
ただ単に、暗い暗いベランダから飛び出てきた
ナマハゲ👹

サンタクロースは足早に家を去り、暫くして、パパ
がクリスマスケーキ片手に帰宅します。。。
パパが帰ってきてもサアヤさんの興奮はまだ冷めず
ひっくひく状態でした。
“パパ~さっきぃ○△□×#$%&”
パパもママもあまりの怯えっぷりに困惑です
しかし、この日から
“保育所行きたくないよ~”と言うのもなら。。。
ママに
“あらあら、サアヤちゃん。。。ママ、サンタさん呼ぼうかな
サンタさ~ン”
そうすると、決まってサアヤさんは
“ごめんなさい。保育所に行きます。お願いだから呼ばない
でください。。。”
と丁寧な言葉で懇願するようになったそうです。
その顔は真剣そのもの。。。だったそうです。
サアヤママは
“これは暫く使えるなぁ~”
と心の中で小さくガッツポーズをした

サアヤちゃんも高校生。。。になっている筈。。。
今年はどんなクリスマスを過ごすのでしょうか。。。