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占い師になりたい私が、不倫を勧められる訳 ⑤

こんばんは、かこでございます。

私は占い師になるために紫微斗数

という占いを習っています。

ある日、師匠とレッスンである人の

結婚運を見ている時に師匠から、

“占い師になるんだったら、不倫ぐら

い一度は経験しておいたほうが良い

よ~なんちゃってねぇ”

と言われました。

不倫といっても所詮は自由恋愛、や

りたい人はどうぞご勝手に~と言いた

いところですが、基本的に私は不倫は

良いことだとは思っていません。

こういうふうに、考えが固まったのは、

法律事務所で秘書として働いていた時

に知った不倫殺人事件を知ってからで

す。

それは30代の女性が家庭ある人と、不

倫をし相手の騙された挙句、不倫相手

の奥さんを小さな子どもたちの前で、絞

殺してしまうという事件でした。

逮捕された後でも、自分自身を追い詰め

た不倫相手への恨みつらみを、弁護士

に書いてよこし、あくまでも自分は被害者

で不倫相手がのうのうと、罰せられること

がなく、普通の生活をしていくのが、許せ

ないと言っていました。

罪は罪として認め、反省しているものの、

他に原因と責任を求めるあたり、オウム真

理教のお弟子さんとか元お弟子さんに通ず

るものがありました。

殺人に関わらず、刑事事件の被告人は結構

そういう、思考に陥りやすい人は多いです。

記録を見つけて10数年たった後のこと、先

生の奥さんにたまたま、そういう話をしたこ

とがありました。

すると、奥さんは

“いつも、何か大変な事件があったら話して

くれるのに、その話は聞いたことないわ~ ”

と言っていました。

事務局でちょっとした騒ぎになり、先生が事務

局に顔をだし、

“あ~ あの事件ね。。。”

と、その後の結末を、話し出しました。

先生は、弁護人として遺族でもいらっしゃる不倫

相手の男性の元に事件の謝罪や示談をするた

めに訪れたそうです。

男性は、事件があまりにも大々的に報道された

ため、仕事も辞めざるを得なくなり、子どもを連れ

て自身の実家に身を寄せていました。

大阪からはるか離れた、山間の小さい村落だった

そうです。

女性が言うように、彼には公に罰せられることはあ

りませんでした。

弁護士は詳しい話は、してはくれなかったけれど。。

“針の筵だ。身の置き所がないって言ってたよ。”

ある程度、子どもが大きくなって母親が死んだ理由

を知る日が来たかもしれない。

男性もまた、重い重い十字架を背負って生きている

に違いない。

きっと、今も。

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