おはようございます。かこです。
今日も朝から、新潟の女の子の事件
の話でテレビは大騒ぎですね。
当然と言えば当然なのですが。。。
このような事件が起こるたびに思い出す
出来事があります。
私は、今の仕事に就く前は法律事務所で
秘書をしていました。
ある日、とある依頼者から受けている事件
とは全く関係のないことで事務所に電話が
ありました。
その内容というのが、小学校に通っている子
どもが下校するのを大手の新聞社の記者が
校門の前で待ち伏せをして、家までのついて
きて、執拗に話しかけるというもの。
なぜまたそんなことを、大手の新聞社の記者
が、やらかすのか?
不思議ですね。
その時、ある事件が原因でマスコミが大騒ぎ
をしていました。
その事件の概要がこうです。
ある男性がひき逃げをされ、遺体で発見されま
した。
暫くして、崖の下からそのひき逃げをしたトラッ
クの運転手とみられる男性の他殺体がシート
にくるまれた状態で、見つかります。
当初、ひき逃げをした後に殺害されたと思われ
たこの事件、意外なことに殺害された運転手の
死亡推定時刻はひき逃げのあった時よりも、以
前であるということが、判明します。
事件はこれで終わりません。
まだ続きがあります。
ひき逃げをされた、男性の長男がマンションから
飛び降りて自殺します。
事件にかかわっていると思われる、人物がみんな
亡くなっているということで、当時はどこのチャンネ
ルを回しても、その事件の事ばかりしていました。
何が何だか分からない。
誰に聞けばいいの?
新聞も、テレビも、雑誌も、情報収取に必死でした。
もちろん、警察も。
話は戻りますが、その小学生の両親は離婚調停中
でした。
離婚調停中という事で、父親は子どもさんに会え
る機会はありませんでした。
にも拘らず、新聞記者が金魚の糞のようにくっついて
“ねぇねぇ、お父さんから亡くなった運転手さんのこと
何か聞いてない?”
と聞くのだそうです。
小学生の父親は、会社を経営していて亡くなった運転
手を従業員として雇入れていました。
そんな小さいかかわりで、ついて回って話を聞こうとす
るのか、ビックリしたことがあります。
そもそも、小学生の証言で記事なんか書けるのかとい
うのもありましたし。
小学生を校門で待ち伏せって気持
ち悪いし、親の立場に立った時として腹立たしい気持ち
にさせるというふうには、思いつかないのかなとも、思い
ました。
子どものいない、若い記者だったのかしら。
そんなわけで、離婚調停中の母親は憤慨し、弁護士に
相談して、弁護士を通して新聞社に猛抗議しましたが…
大きい事件で、マスコミが騒ぐ事件が起こるたびにこの
ことを思い出します。
マスコミにお勤めされている方も、勤め人で仕事だから
やらなきゃいけないというのも、分からなくはないのです
が。。。
この取材の結果が夏のボーナスとか、来年の昇給に直結
してるのかもしれません。
私も、会社員をやっていたので分かりますよ。
努力したけど出来ませんでしたというのは通用しない。
サラリーマンは結果が全てだと、上役が言いますしね。
でもね何事にも、
節 度
って大切だと思うのよ。