おはようございます。かこでございます。
今日一日、よろしくお願いいたします。
私は、弁護士事務所で秘書さんをしていたこと
があります。
皆さんは、弁護士の仕事で思い浮かべるのは
何ですか
サスペンスドラマのように、お外に出て事件の
解決の糸口を探すことでしょうか
弁護士はそんなことしませんよ
ドラマはあくまでもフィクションです。
お忘れなく。
弁護士の大切な仕事。
法廷に立つこと。そして、法廷に立つうえで大切
なこと。
それは裁判所に提出する書面を書くことです。
今は、“パラリーガル”と呼ばれる法律事務員が書
くこともあるようですが、事務員がするのはあくまで
も起案であって、提出用のものをちゃんと責任をとっ
てまとめ上げるのは、弁護士です。
なので、この書面の作成という作業に弁護士はかなり
の時間を割きます。
わたしは、どらいもん先生という弁護士に4年程ついて
仕事をしていたのですが、このどらいもん先生、
「アンタ、大丈夫か?」
と思うほど、筆が遅い弁護士でした。
書くのが遅くて、たまらず私が代わりに書いてあげるよと
言いかけたこと数知れず。
どうして、3時間くらいで書けそうな内容に一週間も考え込
むのか、とにかく書く様子が見受けられない。
しかも、書かせてみたら内容がファンタジー
ある日、どうしても、とある裁判の書面が期限に間に合わず
、裁判所から説明を求められる電話がありました。
季節でいうと、スギ花粉が飛びに飛んでいる季節でした。
秘書である私に裁判所からの電話に出るように促された、ど
らいもん先生。
受話器を握りしめながら、言い放った言葉が
「どらいもんでございます。この度は大変申し訳ございません。
なかなか、その今年は花粉が思いのほかたくさん飛んでおり
まして、花粉症で体調が悪く、なかなか、書面を書く集中力が
・・・」
と言い訳しだした。
その前で私は









あっけにとられた。
どうして、よりによって、言い訳が花粉症なのか。。。
もっともらしい、言い訳が思いつかなかったのか。
未だ持って、どうしてそんなことを言ったのか真相は
藪の中である
花粉症なら病院へ行って薬もらえよ