占い師をしていて、困ることがある。
それは、親戚筋からの依頼。
何故困るか。一般の依頼者さんと違ってその後も関係性が続くからである。
占い師になってから、親戚筋から依頼を受けることがあるのだが、完璧な命盤など巡り合えるようなことは、ほぼほぼないのでそれはいいとして。
親戚筋の命盤が「・・・・・」というような命盤の時が一番つらいのである。
「・・・・」という命盤の人たちに共通して言えることは、出来るだけ勤め人として粛々と日常に励まれることお勧めし、起業するにしても人を雇ったり、開業資金を銀行屋さんに借り入れたりするような事をしない程度での起業が勧められる。
先日とある親戚筋から、
「自分の事業をを広げて広げた分を子どもにやらせようと思うけれども、どうだろうか。。。」
との質問があった。
親の命盤はそれ程悪くはないものの、人生でのピークは過ぎこれから先は攻めの行動よりも守りに徹して事業を拡大を望める運勢ではなかった。
一方、子どもの方の命盤は「・・・・」系の命盤で、かなり厳しい。
そもそも、この親子揃って来因宮の破格。お金をかけての起業は厳禁なタイプなのです。
親戚だけに余りに絶望的なことを、ど真ん中ストライクに伝えられないものの、今回だけはキチンと伝えたつもりでした。
が、しかし。。。
人づてに子どもが仕事を辞め、事業拡大の話に乗っかかるという事を聞いた。
開店資金は親子半分半分で、銀行から借りるのではなく子どもは、配偶者に用立ててもらう事で話が進んでいる様子である。
子の親子共通してA-Aの同象自化があり、かなり頑固もの。
穴を掘りだすと、自分が行きどまりと確信するまで、ダイナマイトを使ってでも掘り続ける。
性格的には裏表はないのだが。
この時点で私は、相談対象ではく彼らを傍観する立場に回った。
命盤をそのまま読めば、この事業はいずれ頓挫する。早くて来年。数年後にはダメになる。
そもそも、子どもは母親とあまり縁がなく、一緒に入れば関係に亀裂が行く可能性が高い。
来因宮が人の宮で破格の場合は、人生でのあらゆる人との縁が薄いのが特徴。
親子で来因宮が人の宮で破格なので、これは事業の行き詰まり方では今後の親子関係にも営業があるのかもしれない。
命盤は人生を表す。ある意味、命盤には魔力がありそれに引っ張られて、流されるまま生きるかどうかは、その人自体の問題。
今後二人が、命盤通りの人生を歩むのか。
それは二人の問題である。