天音です。
紫微斗数を学んで直ぐにぶち当たる謎、それは向心力。
かれこれ、5年くらい紫微斗数を学んでいますがー
向心力についてはかなりの比率でよく理解できていません。
理解できないというよりも、この向心力とても奥が深いのです。
私なんかよりも、ずっとずっとキャリアのある鑑定士でさえー
この向心力を全て把握しているかと言えばノーです。

紫微斗数を習いすぐに覚えるのが、疾厄宮から対宮の父母宮の向心力D
私が、師匠から習った意味合いは、
疾厄宮(自分)から父母宮(親)に施す。
親孝行をするという意味合いです。
この疾厄宮から父母宮の向心力D、実は私も持っています。
親孝行というものをしている自覚は全く、経済的にも未だにおんぶにだっこ状態。
唯一、親孝行らしいことをしたと思うのはー
1999年の6月の末から7月にかけての8日間のヨーロッパ旅行に自腹で連れて行ったことぐらい。
私の場合、命盤の読み方が複雑なため一概には言えませんがー
親にお金を施すとも親からお金を施されるとも読める命盤です。
様々な方の命盤を見ていると、人によって出方がまちまちなこの疾厄宮から父母宮への向心力D
最近、とても興味深いことが分かりました。
理由は本当に様々ですが、この向心力Dはやはり、D(お金・負債)だけに、親の為にお金を出すという象意がハッキリとでます。
兄弟で、親の負債を返している人の命盤は兄弟ともに疾厄宮から父母宮に向心力Dが入り。
また、似たような境遇の人の命盤を見ると、疾厄宮から父母宮に向心力Dが入っている。
この方々の大きな違いは、父母宮が向心力にはいることによって、必定になるか否かである。
話を聞くに、学校を出てすぐに負債を返してて気が遠くなるぐらいの期間を返済に充てていることからー
その総額は、億単位。
その返済を親側が、無意識にでも感謝していれば自化が付かず必定にならないため、親子関係は継続されるがー
親が無責任にも、バックレたり子どもに任せっぱなしになるとー
自化が発動して必定になり、親子断絶となる。
何故、破産しないのかっととても不思議だが、きっと無意識にそれを彼らは
宿 業
と悟っているのかもしれない。
少し前に、親ガチャなる言葉が流行ったが。
命盤とその人の人生を見ると、やはり親ガチャというのはパッと見存在するかもしれない。
しかし、よくよく考えれば~
その、トンデモ親を引き当ててしまうのも~しれない。
前世や今世での行いが因果応報としてあるのかもしれない。