こんばんは
かこでございます。
今日は“神父様とおじいちゃん”ででてきた
、私の祖父のお話です。
この話は、母が幼い頃のお話です。
母の母である祖母は、目に見えない世界や占
い、姓名判断を信じる人でした。
占いも神社も好きで、時々行っていたようです。
結婚した当初、よく当たる占い師に
「あんたら夫婦は、子どもが出来なかったら
金持ちになり、子どもが出来れば枯れ木に
山で火事となり、貧乏になる。」
と言われました。
その時には、祖父母の間には5人の子供が
いました。
そして、ある日おじいちゃんはおばあちゃん
に誘われてある場所に出かけて行きました
。
はい。
とてもよく当たるという占い屋さんです。
そこで、占い師に
「旦那さん、あんたなぁ~可哀想にアンタ、
42で死
ぬで」
祖母の素晴らしいところは、占いは好きだ
けれども、あまり、内容に固執しないという
か、気にしないというところで、結果を聞い
ても、
「はぁっ そうですか。」
と言う感じで、聞き流してしまい
ます。
しかし、祖父は違いました。
当時40歳ぐらいだった祖父は大
変ショックを受けます。
祖父の悲しいところは、何でもか
んでも信じてしまう素直な性格で
した。
そして、余命2年ほどという適当
な占いを信じ込んでしまいます。
そして、徐々に気分を紛らわす為
に、酒に手を出すようになります。
大概の人はアルコールが入ると人
は変わります。
幸せになり明るくなる人、とにかく、
悲しくて涙が止まらなくなる人、そ
して、祖父のように激しく怒りまくる
人。
私が知らないだけで、もっとたくさん
いるかもしれません。
徐々に、祖父は酒に溺れ仕事もしな
くなり、生活の術は祖母がすべて担
うようになります。
母にとっては、結婚するまでの生活
は赤貧と地獄の日々だったと言いま
す。
占いは、その後はずれに外れ7人
の子持ちになった祖父は、62歳で
亡くなりました。
流石の祖父も、アル中10年目あた
りぐらいから、占いが外れいること
に気が付きだし、酒を止め働きだし
たそうですが、時すでに遅しと言う
感じだったようです。
子どものころ祖母からこの話を聞くと
き
「お爺さん、ちっとも死なない。いった
いどうなってるの?」
っと思ったよ。とよく祖母は愚痴って
ました。
そういう感じで祖父は悲しくなるくらい
、弱い人でした。
私が占い師になりたいと、母に伝えた
時、母は自分の人生の大切な期間と
家族を地獄の底に叩き落しただろう、
職業なのにもかかわらず、賛成しまし
た。
ちょっと信じられないのですが。
趣味程度に習った四柱推命によると、
私は「占い師向き」なのだそうだです。
私の習っている紫微斗数という占いは
、人の死期も分かると言われています。
私を指導してくださっている、先生も依
頼者の状況に応じて死期を教えるとい
うこともしていると言います。
あくまでも、事故が原因であれば死期
を回避する目的や、病であっても家族
と向き合い、死ぬまでに有意義な時間
を過ごすために伝えるという方針のよ
うです。
私が占い師になって死期を伝えるかど
うか。
どうでしょう。難しいですね。どうしても
避けられないと思ったら、伝えないと思
います。
少しスピリチュアル的は話になりますが
、周りを見ていて、魂レベルで死期を悟
った人は何らかの“終活”をしていくよう
です。
これは、元同僚の同級生の話です。
同級生の男の子でいつも自分の部屋
が汚い子がいました。
いつも、お母さんに
「部屋を片付けなさい」
と言われていました。
ある日、男の子が珍しく、部屋を片付け今
までにないくらい綺麗にしました。
そして、男のは翌日に急に亡くなりました。
周りを見ると、そういう話はちょくちょくあり
ます。
頭では分かっていなくても、どこかで分かっ
ているのではないでしょうか。