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猿之助騒動に思う事。。。ある母子心中未遂事件。

天音です。

久しぶりにテレビを見たら、市川猿之助が救急搬送されたというニュースをやっていた。

聞くと、母親はその場で死亡が確認され、父親は意識不明とのことだった。

私は元法律事務員です。

長い勤務歴の中で、殺人とか殺人未遂とかといった事件は数えるほどしかないのだが、とても印象に残る殺人未遂事件があります。

子どもさんに他人にはあまり理解されにくい障害があり、その障害を配偶者、両親そして親戚などにどうしても打ち明けることが出来なくて、悩みに苦しんで、練炭自殺自殺を図ったというものでした。

拘置所というところは、同房の収容者同士助け合い精神が高い場合が多く、別の収容者から
「こういう気の毒な人がいて、国選弁護人が頼りないから、弁護士さん助けてあげて」
という話が舞い込み、刑事事件が趣味というボスのところにお鉢が回ってきたというもの。

その事件の根底には、結局のところ子どもさんの障害云々とかいう以前に、その人の根本的な性格であったりー
その人の母親の考え方があまりに体裁を考えすぎるものだったり。
配偶者とのコミュニケーション不全だったり、いろいろで。

そんなわけで、親子心中も未遂に終わり罪名も

となったので、情状酌量もあり執行猶予がついた。

その後は家族はやり直すこととなり、離婚もしないという話だった。
裁判を通じて、本人さんは本当の自分を表現するという事を学習したようで、夫婦をやり直すと決めた途端に、配偶者と少しづつ喧嘩もするようになり、家を飛び出してそして仲直りするということもあったようです。

なんといっても、実家がどうしても無理だったら、何の気兼ねもしなくていいから帰ってこいとの言葉がその人にとても支えになっているのかもしれない。

それにしても、猿之助無理心中(?)事件

どうも、お弟子さんに対して度を超えたパワハラだったり、同性に対してのセクハラだったりが一部マスコミで取り上げられた途端のことだったみたいです。

セクハラといっても中身を見ると、ちょっとこれはマズいー
応じないと、仕事を与えず干してしまうというのは、歌舞伎の世界で生きていく人にとっては、極刑みたいなところがありますからね。

そういう、セクシャリティーがあるのだったら。。。上手に遊ばはったら良かったのに。
プライベートとビジネスの区別はしないとな。。。

で亡くなられた、ご両親。
死んでしまう事に同意しておられたのだろうか。
リビングのご遺体には布団がかけられていたそうな。

同意していてもいなくても、罪名は
殺人
以外にはないのだろう。

ブログをチェックしていると、命盤を上げている方がいた。

大限、流年とも福徳宮が同類相冲。

猿之助氏の福徳宮には主星がないので、そうなると本当に圧倒的に不利なんです。星があれば少しはカバーできただろうに。

辛かっただろうに。

今年は、大限の最終年でした。

来因宮が命宮で疾厄宮に化忌。

父母宮を冲します。

親子同居ではなくて、別々に住んでいたならまた違った結果になっただろうに。

私は歌舞伎は見ないけれど、猿之助氏に歌舞伎の才能があるというのは誰もが知っているし、私もそうだろうなとは思います。

ニッポンの宝が一人、消えた。というのは事実なのかもしれない。

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