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お盆の話。看病にやって来たお義母さん

こんにちは、かこでございます。

今年もお盆がやって来ました。

そろそろ、大型台風が上陸するようですが。。。

怖いですね。

さて、今日は私が生まれて間もない頃のお話を

。。。

私の母は私が産んで間もなく、乳腺炎に罹りま

した。

ですので、私は母の母乳を飲んでおらず和光堂

の粉ミルクで大きくなりました。

母は、実家に戻った時に祖母と伯母の親子喧嘩

を止めに入った際に、勢いよく振り払った腕が母

の胸を直撃して、その結果乳腺炎になったのだと

乳腺炎に罹り、高熱が出て母は苦しみに苦しんだ

そうです。

自分の親子喧嘩が原因で娘を乳腺炎にさせてしま

った祖母は慌てに慌て、漢方のサルノコシカケをど

こからか仕入れてきたり、拝み屋さんからもらってき

たお札なんかを患部に当てさせたりと、いろいろと献

身的はてなマーク看病していたようです。

サルノコシカケが効いたのかお札が効いたのか、乳

腺炎は少しずつよくはなりました。

が、今度は反対側の胸が乳腺炎に罹ります。

今度は何をしてもよくならず、もう病院で切るしかない

ということになってしまいました。

そんなある夜、寝室で親子3人で寝ていると、

トン トン トン トン っと

だれかが、階段を上がる音がしたそうです。

すっーと襖が開き、

足袋をはいた女性が入ってきたそうです。

女性は着物を着ており、年の頃は50

歳代。白い割烹着を着ていました。

そして、横たわっている母の枕元にピタッと

座りこう言った。

○○さん、看病に来ましたよ。

その時、母はその女性が私の父の母親、母

から見れば、姑であることを直感して、パニッ

クになったそうだ。

それもそのはず祖母は父が中学1年の時に

交通事故で既に亡くなっており、母の前に現

れたのはこの世の人ではなかったのです。

おいっ ビックリマーク大丈夫かビックリマーク  

どないしたんや。。。

と、揺り起こす声で我に返った時、枕元に

いる筈の姑の姿は消えていた。

“今、お義母さんが来て、看病に来たって。。。

割烹着来て入ってきて。。。”

“お母さん?お母さんは、家にはおらん。自分

ちにおる。何言うてんねん。。。”

“私のお母ちゃんじゃなくて、パパのお母さん

が。。。”

“俺のお袋は死んでおらん。来るわけないや

ないかもうっ、お前夢でも見たんやで。もうえ

えから寝てろ。唸るからびっくりするやないか”

こんな会話の後、母はまた眠ることになった。

不思議な事に、朝になると母の具合は格

段によくなっていて、そのまま手術のせずに

完治してしまったそうです。

後日、父の実家に私を見せに出かけて、祖父、

伯父夫婦にこの“割烹着の女性の話”を言うと

伯父が

“あ~それは、○○さんが言う通りお祖母ちゃ

んやな。お祖母ちゃんはいつも白い割烹着を

着てた。あの日は、弟が学校に傘を持っていく

のを忘れて、傘を届けた帰りに事故に遭って

死んでしまった。。。あんなに元気やったのに

なぁ。。。”

事故にあったその日も割烹着を来て出かけて

いったんだそうだ。

祖父は、事故後警察から返された血のりのつ

いた割烹着を大切にしまい込んでいたそうだ。

あるスピリチュアルカウンセラーさんによると

私には祖母がついていて、守護霊として守っ

ているそうだ。

守護霊はお祖母ちゃん

必然か、それとも偶々なのか、私の誕生日は

祖母と同じ。

母は自分の看病に来てくれたと思っているよう

だが、祖母からすれば可愛がっていた一番末っ

子息子のの窮地を見て、たまらずあの世から

降りてきて、

○○さん、お願いやから

、はよ元気になって、

孫に乳やって頂戴。。。 

へばっている場合じゃ

ないのよ~

とう感じだったのかも。。。

今となっては、確認するすべはないけれど。。。

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