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依存心・執着心の落とし穴

おはようございます。かこでございます。

最近体調がぐずついています。

紫微斗数で観ても、今年までは体調が絶不調。

仕方ないと言えば仕方ないのですが、絶絶不調は

7月ということで、なんだかオカシイと感じる今日こ

の頃です。

私は、紫微斗数で命無正曜格という命宮に主星が

ないタイプの人間です。

周りの人間関係や環境に影響されやすいです。

がしかし、命盤に自化権、向心力のB(化権)が多い

ので、バッサバッサと面倒くさいものは無意識に切っ

てしまいます。

切れるものはいいのですけど。。。

切れないものがある。

それは、人が寄せる依存という執着である。。。

これは、怖い。。。何といっても、相手が勝手に私に

執着するものだから、無自覚なのです。

あ~誰かが執着しているのね。ごめんね。私に執着しても

どうにもならんよ。

なんとか自分で解決してね。と言いたい気分です。

私は10年ほど前に、カナダに留学していたことがあり

ます。

留学という名の遊学なのですが。

カナダ・バンクーバーに着いて一番初めにお世話に

なったのが、インド系のカナディアンと白人カナディア

ン夫婦のお家でした。

最初の自己紹介で夫婦と娘二人という事を聞いてい

たのですが、ホストファーザーの両親が同居している

ということを知りました。

沢山の家族がいる=英語を喋る相手がたくさんいる

ということで、喜ばしいという事という印象を受けまし

た。

おじいさん、おばあさん世帯はベースメントと呼ばれ

る地下室に住んでいて、私の隣の部屋に暮らしてい

ました。

私が初めて、家に入りベースメントへ階段を下りて行

ったときに少しだけ、ドアの空いた部屋からおばあさ

んが覗いている目がちょっと不気味な印象を受けまし

た。

おばあさんは気さくな方でとても良くしてくださって、

すぐに仲良くなりました。

カナダに着いてすぐに、めったな事で発熱しない私

が38度以上の熱が出ました。

熱はすぐに下がったものの、今度は咳が止まらなく

なりました。

そして、自分でもよく分からない原因不明、意味不明

な情緒不安定に陥るのです。

子ども達が1階で騒ぐ声、飛び跳ねる声に悩まされ、

絶えず胸騒ぎがして、苦しくうずくまっているしか成す

すべがないという感じになりました。

ところで、嫁姑問題というのがありますね。

あれは、古今東西存在するのですね。カナダに住ん

で目の当たりにしました。

嫁姑問題、義母と義娘のバトル、そしてジェネレーショ

ンギャップのある子育て方法。

古今東西あるあるです。

私はあまり英語が分かるタイプでもなかったのですが、

どういう訳か、家庭内のトラブルになっている会話はパ

ーフェクトに理解できるとう悲しい得意技がありまして。

。。

どうやらこの家族、嫁姑の仲がしっくりきていない。らし

かった。

インドはアジアで基本的に家長がエライ。年長者がエ

ライという考え方の様です。

姑の私をリスペクトせよ。あんた達夫婦が働いている

間、あんた達の子どもを見てるのは、アタシなんだよ

ハッ
ハッ

しかし、ヨーロッパ、北米ではそうはいかない。

はっ? 年長者とリスペクト。。。なんでんのそれ真顔 

とまではいかないものの、「どうして、私が(嫁)そこまで

気を使わないといけないはてなマーク」とうのが嫁の言い分らしか

った。

というのを、

右矢印右矢印息子右矢印

とう感じで話が回り(ここら辺がビミョー家族関係を表している)

最後には嫁と旦那の間で大激論が繰り広げられるという感じだ

った。

「もっとお袋に取り入れとは言わないけど、もうちょっと気遣

いがあってもいいんじゃないのかなぁ~」

「私は、どうしていいのか分からないわ。で、どうしたらいい

わけぇもやもや

あとはもう。

・・・・・である

ある日の朝、私は目を覚ました。

その日の目覚めは、今まで以上にキツカッタ。

どんよりどんよりだった。苦しかった

キッチンに行くと、おばあさんがいて

「インドにいる母が今日倒れたの。。。駆け付けたいけど

できない。心配で心配で。。。祈るしかないの」

この時、心の中で私の心身の不調がおばあさんにあると

ハッキリと分かった。

おばあさんの心の在り方と私の心が共鳴していると感じた

のです。

日本にいる母にスカイプで事情を話すと、知り合いの見え

る人のルーちゃんの話として、

「彼女(おばあさん)は孤独の中にいる。だれも自分のことを

分かってくれない。それどころか見向きもしない。自分は尊

敬され、慕われる存在なのに。。。でも、かこは日本人で心

優しそうに見える。この子なら私を理解してくれる」

と思い込み、無意識に私に依存し執着しているんだそうだ。

★ルーちゃんの話

その話を聞いた私は、心の底からギョッとしてそのホストフ

ァミリーから逃げることにした。

無意識にそう思っているのだから、言い含めて分からせる

ことも出来ないし、辞めさせることもできなし無理だと思った。

お世話になっている方で、不動明王さまの修行をしておられ

る方にお願いして、お祓いのようなことが出来るかどうか聞

いてみた。

早速、滝行をしてお祓いをしてもらったら、最後に私の体から

おばあさんが抜け出るのが見えたそう。。。

言われことは、一日も早くその家から出ること。

人の念は怖い。とっととでて、人の念を断ち切ること。。。

すぐに新しい家が決まり、さて明日は引っ越しだという夜

のこと

とても怖い思いをした。

寝ていると、なんとも言えない重い空気が部屋を覆い、そ

して

 ぐぉ~     ぐぉ~

と音がする。

人の話し声がするような。それも、大勢のうめき声

のような。

聞こえるような、聞こえないような。

胸が押しつぶされそうだった。

私が、出ていくと言った時のおばあさんの表情が忘れられ

ない。

そういえば、おばさんには一人娘がいて、30代手前で亡く

なられたそうだ。

きっと、娘さんと私をどこかで重ねておられたのかも知れない。

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